手置きスキャン 見開きスキャン 非破壊スキャン オーバーヘッドスキャナ OCR ワード変換 エクセル変換

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電子書籍用の携帯型端末では、EPUBが標準的なフォーマットとして浸透しつつありますが、PCやタブレット端末では、PDFがデファクトスタンダードと言って差し支えないでしょう。弊社は、あらゆる紙媒体をPDFに変換し、幅広くご活用いただけるよう各種サービスをご提供させていただいております。

手置きスキャン OCR ワード変換 エクセル変換

■各工程の説明
手置きスキャンの各工程を、画像を使ってご説明します。
■価格と品質について
価格と品質に関する弊社の基本的な考え方をお伝えします。
■価格表
手置きスキャン、ADFスキャンの価格をご案内します。
■著作権について
スキャン、OCR代行業務の著作権対応をご説明します。
■ご依頼方法
サービスのご依頼方法についてご案内します。
■お問い合わせ
お問い合わせ、お見積もりはこちらからお願いします。
■New Entries
しおりのエクセル読み込み、HTML書き出し

EPUBは、スマートフォンやKindle、Kobo等の携帯型端末向けに設計されており、画面の大きさや文字サイズが変化したり、端末の向きが縦、又は横になっても正常な画面表示が可能です。そのため、雑誌やカタログのようなデザインやレイアウトを重視したドキュメントの表示には不向きです。一方PDFは、元々DTPデータのアウトプットを忠実に再現するために誕生したフォーマットなので、EPUBとは用途も目的も異なっています。
PDFには、紙をスキャンして作成するタイプと、アプリケーションから生成するタイプの2種類があります。PDFの代表的な用途として、過去の文書をデジタル保管し、閲覧可能にするデジタルアーカイブとしての側面があります。また、保管文書や印刷物をデジタル化するに止まらず、テキスト、ワード、エクセル、パワーポイント等のアプリケーションデータに再変換することも可能です。
弊社ではPDF化の推進を通して、データの様々な有効活用についてもご提案いたします。


■サービスのご案内

お預かりする原稿は、断裁済みでも断裁しない製本したままの状態であっても、どちらでもスキャンすることができます。当然、断裁しなければ、元のままの状態で原稿をお戻しすることが可能です。
※影や曲がりを少なくするため、原稿に対して上から圧力をかけますので、多少の使用感が出ることがあります。原稿の取扱いには細心の注意を払いますが、少々劣化が生じる場合もあることをご了承いただけますようお願いいたします。

これまで、原稿を解体しないままスキャンを行なうと、非常に手間と時間がかかるのが常識でした。
では、なぜ手置きスキャン(見開きスキャン)は手間暇がかかるのかを以下にご説明いたします。


原稿をフラットベッドスキャナにセットします。
スキャンを開始します。
画像データ(TIFFやJpeg、PDF)形式で保存します。
見開きのデータを左右頁に分割して保存します(又は始めから片頁ずつ保存します)。
頁の曲がりを水平に補正します。
頁の余白をトリミングし、サイズを統一します。
影やゴミなどを取り除きます。
修正済みの画像データを、PDFファイルに結合します。
OCR処理を行ないます。
10
透明テキスト付きPDFファイルに保存します。

だいたい、上記のような作業工程になります。
上の例では見開きスキャンを想定していますが、片頁ずつスキャンした方が影や曲がりが出にくい場合もあり、見開きスキャンにこだわっている訳ではありません。また、最新鋭のオーバーヘッドスキャナを使用し、原稿に無反射ガラス板を乗せ、見開き状態のまま上からスキャンする方法も試験的に行っております。作業効率・品質の両面において最良のスキャニングワークフローを追求しています。
断裁済みの原稿ならば、ADF(原稿自動送り)スキャナを使用するので、上記の3から8までの工程が1工程で済んでしまいます。つまり、ほとんど無人で処理できてしまうため、その分手間もコストも大幅に削減することが可能となります。しかし、手置きスキャン(見開きスキャン)の場合、どうしても人手が介在するので、手間暇がかかる分コストも割高にならざるを得ないのです。
弊社では、プロ仕様のフラットベッドスキャナを導入し、試行錯誤を繰り返しながら手置きスキャン(見開きスキャン)を数多くこなしてきました。

>作業実績はコチラをご覧ください。

これまで培った経験とノウハウにより、手置きスキャン(見開きスキャン)でありながら、ADF(原稿自動送り)スキャナに劣らない生産性を実現します。煩雑な作業工程を効率化し、なるべく手間暇のかからない方法を採用することにより、コスト面も大幅に改善できるようになりました。
また、フラットベットタイプ、ADF(原稿自動送り)タイプの他、オーバーヘッドスキャナを採用し、スキャニング可能な対象物の幅がさらに拡大しました。今後も、他社では真似のできない低価格かつ高品質なサービスのご提供を心がけて参ります。

■PDF関連サービス

●パスワード付加・・・・・大量のPDFやエクセルに一括でパスワードを付加します。
しおり読み込み(インポート)・・・・・エクセルにしおり名、ページ、階層を入力し、PDFへ自動で付加します。
しおり書き出し(エクスポート)・・・・・PDFのしおり名、ページ、階層を出力し、エクセルやHTMLへ変換します。
HTMLからPDFのしおりへリンク設定・・・・・Web上からPDFのしおりへダイレクトにリンク設定を行います。
●エクセルリンク設定・・・・・エクセルに検索キーワードを入力し、PDFへハイパーリンク設定を行います。
●ファイル名一括置換・・・・・大量のPDFやエクセルを、任意のファイル名に置き換えます。
●ファイル最適化・・・・・PDFの品質を劣化させずに、ファイルサイズを軽量化します。
エクセルHTML変換・・・・・エクセルの表をPDFへリンクさせたり、画像データを表示させるHTMLに変換します。
●オフィス変換・・・・・PDFをワード、エクセル、パワーポイントに変換します。
●OCR変換・・・・・代表的なOCRソフト(アクロバット、読んde!!ココ、読取革命、e.Typist、瞬簡PDF)で検証を行い、原稿の特性に合わせて最も読取り精度の高いアプリケーションを選択します。ご要望に応じて、OCR変換後データのチェック・修正にも対応します。

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各工程の説明

手置きスキャン(見開きスキャン)の各工程について、画像を交えながらもう少し詳しくご説明します。

1.原稿をフラットベッドスキャナにセットします。
原稿の状態を確認し、明るさ、コントラストの設定を行ないます。劣化して黄ばんでいる場合や、裏写りする原稿もあるので、何度もチェックしながら最適な設定値を決めていきます。

2.スキャンを開始します。
右の例は極端ですが、原稿を曲がってスキャンしてしまう場合もあります。後工程で全頁に対して曲がり補正を行いますが、状態が良くない場合は再スキャンを行います。

3.画像データ(TIFFやJpeg、PDF)形式で保存します。
TIFFやJpegなどの画像フォーマットで保存する理由は、後工程で加工や補正を加えやすいためです。最近はPDFに直接補正を加えるケースが増えており、画像データに保存する工程を省略する場合もあります。

4.見開きのデータを左右頁に分割して保存します(又は始めから片頁ずつ保存します)。
見開きでスキャンする場合は、左右頁を分割してから後工程の処理を行ないます。書籍に厚みがある場合等は、左右頁を別々にスキャンする方が明らかに品質が向上するケースがあるので、原稿によって臨機応変に対応します。

5.頁の曲がりを水平に補正します。
ソフトウェアで曲がりを検知し、自動(又は手動)で水平補正を行います。

6.頁の余白をトリミングし、サイズを統一します。
原稿のサイズ通りに、天地(上下)左右の無駄な余白をカットします。仕上がりサイズを合わせるため、天地左右に余白を加える場合もあります。

7.影やゴミなどを取り除きます。
天地(上下)左右は、どうしても影が出やすいのでマスク処理を施します。天地左右以外にも、汚れが目立つ箇所は画像補正作業を行います。

8.修正済みの画像データを、PDFファイルに結合します。
修正が済んだ画像データは、ページ順に一つのPDFファイルにまとめて保存します。

9.OCR処理を行ないます。
前工程の精度の高さが、OCRの読取り品質を左右します。但し、OCRソフトには限界があるので、テキスト検索ができる程度の品質であることをご了解ください。

10.透明テキスト付きPDFファイルに保存します。
画像データの上に、透明なテキストを配置した状態のPDFファイルを作成します。OCRの読取り結果を、テキストデータとして書き出すこともできます。

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価格と品質について

弊社は、決して低価格だけを売り物にする業者ではありません。スキャニングなど誰でもできるだろう…と思う方もいらっしゃるかも知れませんが、私どもはこの業務で最も大切なことは情報の管理であると考えております。

情報の管理とは、原稿をお預かりしてから、データの納品と原稿の返却までの全工程の管理、品質の管理、数量の管理、コストの管理など全ての管理業務を含みます。どれほど注意していても、数万件、数十万件ものデータを処理していく過程では、スキャン漏れやスキャンのミスなどが発生する可能性がないとは言い切れません。予測不能なエラーを、いかに迅速にチェックし、的確にカバーしていくのかというノウハウが重要になってきます。一見単純作業のように見られがちですが、スキャニング業務は正確性と忍耐力が求められるだけではなく、経験値、パソコンスキル、管理能力が問われる業務なのです。

また、作業を開始する前段階の仕分け業務も重要なポイントです。原稿の中には、保管状態の悪いものもあれば、電子化する必要のないものが混在しているケースもあります。まず、原稿の選別作業と確認作業からスタートし、全体像を把握した上でチェックポイントの洗い出しを行ないます。それに基づいて、エクセルでチェックシート兼進捗管理表を作成します。このデータは、納品時の内訳表となり請求明細リストにもなります。納品物には、PDFデータとこのエクセルデータも含まれます。

このように、スキャニングは目に見えにくい付帯作業と間接コストが発生する業務なのです。その上で、高品質かつ低価格化を実現するために、私どもは日々努力を積み重ねております。

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価格表

■手置きスキャン(見開きスキャン)の場合

原稿サイズ名刺サイズからA3サイズまで
解像度300dpi推奨
白黒20円〜・・・原稿の状態、ボリュームにより変動します。
カラー、グレー30円〜・・・原稿の状態、ボリュームにより変動します。
OCR5円〜・・・OCRの読み取り精度は90%〜95%程度です。
スキャナ付属OCRの場合は0円(読み取り精度80%〜90%程度)
校正・修正0.5円(文字)〜・・・99.97%以上の精度をお求めになる場合(オプション)
官公庁の品質基準(10,000文字中3文字までのミスは許容範囲)に準拠しています。
ホチキス外し別途ご相談・・・原稿がホチキス留めされている場合(オプション)
最低基本料金3,000円・・・ご発注金額の下限
納品形態透明テキスト付きPDF、テキストデータ、ワード、エクセル、パワーポイントなど
納品方法インターネット上のオンラインストレージサービスなどを利用します。
CDやDVDによる納品も可(メディア代別途)

http://firestorage.jp/
http://www.gigafile.nu/v3/
http://www.sugarsync.jp/


■ADFスキャン(原稿自動送りスキャン)の場合

原稿サイズ名刺サイズからA3サイズまで
解像度300dpi推奨
白黒10円〜・・・原稿の状態、ボリュームにより変動します。
カラー、グレー20円〜・・・原稿の状態、ボリュームにより変動します。
OCR5円〜・・・OCRの読み取り精度は90%〜95%程度です。
スキャナ付属OCRの場合は0円(読み取り精度80%〜90%程度)
校正・修正0.5円(文字)〜・・・99.97%以上の精度をお求めになる場合(オプション)
官公庁の品質基準(10,000文字中3文字までのミスは許容範囲)に準拠しています。
ホチキス外し別途ご相談・・・原稿がホチキス留めされている場合(オプション)
最低基本料金3,000円・・・ご発注金額の下限
納品形態透明テキスト付きPDF、テキストデータ、ワード、エクセル、パワーポイントなど
納品方法インターネット上のオンラインストレージサービスなどを利用します。
CDやDVDによる納品も可(メディア代別途)

http://firestorage.jp/
http://www.gigafile.nu/v3/
http://www.sugarsync.jp/


■大判スキャン

原稿サイズA2サイズ
解像度300dpi推奨
白黒50円〜
カラー、グレー80円〜
備考A2サイズは、A3サイズの画像データを結合して作成します。
大判サイズ専用のスキャナでなければ問題がある場合はご遠慮ください。
ただ、大判サイズ専用のスキャナを使用する場合の価格帯は、白黒100円〜300円、
カラー300円〜1,000円くらいが一般的ですので、それらと比較するとだいぶ低価格にて
ご利用いただけると考えております。


※基本的には価格表の通りですが、原稿を拝見させていただき難易度を考慮した上で、作業日数と併せて価格のご相談をさせていただきます。劣化の状態が激しい書類、年代が古く保管状態の悪い写真など、通常では電子化が困難と思われるようなものでも極力対応いたします。

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著作権について

1. お客様からお預かりする原稿は、著作権者から複製(スキャン)の許可を得ているという前提の元に作業をいたします。
2. スキャンにより電子化された書籍データは、私的利用でのみご利用いただけます。

1の著作権者から複製(スキャン)の許可を得ているという前提についてご説明いたします。
もしも、著作権者からの許可が得られていない場合は、お客様がご自身でスキャンしていただくか、スキャンそのものをご遠慮願います。

ただ、現実には誰から許可を得れば良いのか、誰が許可を与える権限を持っているのかは不明確です。お客様ご自身が著作権者である場合を除き、書籍の著作権者から許可を得るということは現実的ではないと考えられます。
また、著作権侵害の訴訟は、明らかに著作権を侵害された、又は侵害される恐れがあるとする権利者からの訴えがなければ成立しません。つまり、権利者が明確ではない以上、被害者が存在せず、実質的な損害を立証することは極めて困難であると考えます。

従って、取り締まりの対象となる行為とは考えにくいのですが、著作権者から複製(スキャン)の許可を得ていることが前提である、というルールが存在することだけはご理解ください。
なお、2013年9月末、作家7名がスキャン代行業者を著作権侵害で訴えていた「自炊代行」裁判の判決が出ました。
東京地裁において著作権侵害が認定され、2業者に差し止めと計140万円の賠償が命じられました。

2の私的利用についてご説明いたします。
書籍の所有者が、複製(スキャン)を行なっても問題はありません。ただし、著作権者の権利侵害を招いたり、損害を与えるような行為は取り締まりの対象となります。たとえば、他者への譲渡や販売、インターネット上への無断公開や不特定多数の人が閲覧できるようにしたりする行為を指します。つまり、情報の管理、セキュリティには細心の注意をはらい、著作権者の権利を侵害することがないように十分配慮する必要があります。

弊社のスタンスは、法律の遵守を前提とし、お客様からご依頼のある煩雑な作業を有償にて代行することです。お客様には、上記のことをよくご理解いただいたうえで、スキャン代行作業をご依頼いただきますようお願い申し上げます。

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ご依頼方法

ご依頼は次の通りお願いします。
お問い合わせ、お見積もりもこちらから受け付けております。
24時間以内に確認のメールをお送りします。
↓クリックしてください↓



[参考]
ページめくりができるPDFのサンプルページです。
「速ワザ」は、しおり機能、オリジナルPDFのダウンロード機能等もあり、なかなかの優れものです。
「速ワザ」と「aXmag」は体験版ですが、機能や使い勝手、デザイン等をご確認いただけます。
「issuu」は、デジタル出版プラットフォームと呼ばれているサービスで、基本的に無料で利用できますが、広告無しの有料サービスも行なっているようです。

>業務案内 速ワザ
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